ジブンのアリカタ

自己啓発ブログ。

イチローさんの引退。

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昨日、イチロー選手が引退会見を開きました…。

朝のニュース

正直、いきなりのこと過ぎて、朝、ニュースを見た時は、

「え!」と一言だけ放ち、

ただ沈黙…。

ショックとは違いますが、

どこかでイチロー選手は、いつまでも現役だというありえない認識を、

自分の脳はインプットしていたのです。

しかし、ずっと見ていたイチロー選手にも「引退」するときは来るんだなと、

時の流れを感じた瞬間でした。

 

自分を知り尽くす

記者の質問に答えていくイチロー選手を観た方も多いかと思いますが、

毎回思うのですが、

イチロー選手は、

基本的に、何を聞かれても、「答えが明確にある」印象を受けます。

結構難しい質問をされても、「わからない」がないんですよね。

これは、自分のことを知り尽くしている証し。

自分が何を考えて、どうしてこうなっているのかが、

「なんとなく」ではなくて、

「しっかりとした根拠のもと」自分が成り立っているということです。

イチロー選手は、自分のことを天才ではないと公言しています。

その理由に「自分が何故ヒットを打てるのかを説明できるから」だと話していました。

つまり、感覚ではなく、そこに「どうして打てるのか」という疑問に答えるだけの理由が存在しているのです。

その細にまでこだわっていることがわかる、ある方との対談があったのですが、

イチロー選手曰く、

「よく人は、肩の力を抜けと言いますが、肩の力は抜けないんですよ。肩の力を抜きたいなら、膝の力を抜かなくてならない」と話していました。

人体のメカニズムの専門家でもないのに、

自分の体の経験値から生まれたものだと見てとれました。

 

自分の背中で示す

ある記者さんに、

これから夢を追いかける子供達にメッセージを求められました。

その時に、イチロー選手は「メッセージは苦手だな」と話していましたが、

確かに、イチロー選手は、誰かに対して、「こうした方がいい」と言わない人です。

常に「私はこうでありたい」と、背中で示してきたのです。

これまた、以前の記者会見で、

「『応援よろしくお願いします』とは言いません。応援してもらえるような自分でいます」と話していました。

つまり、自分の背中で示すと言っているのです。

「ヒーロー」の模範とも言えるイチロー選手が引退するのは、

どこか寂しい気持ちになりますね。

 

努力を怠らない人

プロの生活の中で、「楽しい」と思えたときはなかったそうです。

何かを達成した時の達成感や、充実感は感じても、

純粋に楽しいなと思うことはなかったそうです。

しかし、そう思うほど、日々の過酷な練習であったり、

過度なプレッシャーとの戦いと向き合ってきたんだと、

「プロで活躍する人の覚悟」を見た気がしました。

なんとなく好きで、なんとなく取り組むことは誰でもできます。

しかし、誰も行き着かないほどに、

自分の夢と向き合い、そこに夢中になって、

努力を重ねていくことは簡単ではありません。

そして、イチロー選手は努力を継続する秘訣として、

会見でこう話していました。

「一気に飛躍したいと考えると、今とのギャップを見て、続けられない。

大事なのは、今の自分を少し超えていくこと。小さな一歩を積み重ねるしかないんです。」と話していました。

前人未到の記録を打ち立ててきたイチロー選手が、

日々の少しの成長を大切にしているなら、

誰だって、一気に変化することはないんでしょうね。

今、私も夢に向かって日々前進していますが、

もちろん大きな変化はありません。

しかし、本当に少しずつですが、

ブログも読まれるようになってきています。

決して一気にいこうとは考えず、

たくさん失敗もしながら、一歩ずつ前進していこうと思います。

では今回はこの辺で。

ありがとうございました。