自分の中にある3つの自我状態。
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こんにちは。
シンゴです。
普段生活していて、
仲の良い人と会話することがあると思いますが、
本当になんでもないようなことで、ケンカになってしまうことがあります。
できれば仲良くしていたいのに、虫の居所なのか、
つい言い合ってしまうのです。
こういう人間関係に悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
実は、人々が抱えるほとんどの悩みは、人間関係から発しています。
その人間関係がうまくいけば、
大半の悩みは解決して、人生を楽しく生きていけると思います。
そこで、人との関わり方を見ていくことによって、問題解決できるかも知れませんので、
この記事を良かったら参考にしてみて下さい。
ではどうぞ。
自我状態
人は人と関わる時に、自分の中の傾向があります。
それを「自我状態」といいます。
要は自分のあり方です。
そして、自分の中の状態には、次の3つが存在します。
- Parent→「親」の影響を強く受け継いだ思考、感情、行動
- Adult→今ここで起こっている状態に直接反応している「成人」の思考、感情、行動
- Child→「子供」の頃と同じような思考、感情、行動
です。
これは、当然、話し相手にもこの自我状態は存在するのですが、
私たちは、この自我状態を出来事や、相手によって使い分けているのです。
そして、この自我状態が、相手とずれた時に、ギクシャクした人間関係が生まれてしまいます。
例えば、Childに対して、Parentで返すと、行き違いが生じます。
一方が「アイスが食べたい!食べよ!」と言ったことに対して、
もう一方が、「体冷えるし、止めとけば?」と返すことです。
これを、交叉的交流(こうさ的)と言います。
スムーズな交流をするのであれば、
この自我状態を合わせるとうまくいきます。
例えば、「アイスが食べたい!食べよ!」と言ったものに対し、
「いいよ!私はシェイクにする!」といった返事をすることです。
これを相補的交流と言います。
間違った解釈
相手が何気なく言った言葉が、自分の中でムカムカときて、
許せなくなることがあるとすれば、この自我状態が交叉している可能性があります。
例えば、
「今日何時に帰ってくるの?」とただ聞かれただけなのに、
「なんでそんなこと聞かれないといけないの?束縛されたくない!」と言い返してしまったことはありませんか?
これは完全に自我状態が相手とずれています。
相手はただシンプルに時間を聞いただけなのです。
返事する方も、ただ「21時には帰るね。」と答えるだけで、円満でいれたはずなのです。
これは、仲の良い関係でも、ケンカの発端になります。
素直に聞く
相手が言った言葉を、自分の中でネガティブに解釈して、
悲観的な見方をしないことが大切です。
私の両親もこの自我状態の問題でよくケンカしていました。
よく母親が作った料理に、父親が、
「これ、何が入ってる?」と聞いたら、
母親が、「何って、、食べられんもん入ってへん!」と言っていました。
多分、父親は純粋に中身を知りたかったんだろうなと感じました。
人が聞いたら、なんでこんなことで、と思うかも知れませんが、
案外、この手の問題は多いようです。
最後に
まずは、自分が変に解釈してしまわないように、
素直な心で、コミュニケーションが取れるといいなと思います。
もちろん、私も注意が必要です。
自分の大切な人といつも仲良く会話ができるように、
成長あるのみですね。
では今回はこの辺で。
有難うございました。