本田圭佑選手に立ちはだかる壁。
スポンサーリンク
本田がやばい。
物事が上手く進まないときには、心配するな。悩むな。人のせいにもするな。深呼吸して、落ち着いて、自分を変えるために行動すること。
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) August 3, 2019
先日、本田圭佑選手のツイッターで、
こんな内容の投稿がされている。
その真意はわからないが、
何か、自分の心の中で、
深く考えることがあったんだろう。
私は、
本田選手が好きで、
いつも彼の動向はチェックしている。
彼は、今移籍先のクラブが決定していない状況です。
それが、このツイッターの意味することかはわからないが、
私は、勝手にこの状況のことを含んで、話していると思っている。
たかが、クラブが決まっていないだけでと考えるかも知れないが、
今回の移籍の難航は、
いつもの移籍の状況とは少し違う。
東京オリンピック
何が違うか。
それは、来年に開かれる東京オリンピックです。
彼は、ここ最近のビッグプロジェクトとして、
東京オリンピックに出て、
日本を優勝させることに照準を合わしています。
知っている人もいるかと思いますが、
五輪のサッカーの日本代表は、
U23というルールがあり、
23歳以下の選手で構成されるチームで戦わなくてはなりません。
しかし、特別枠という意味合いで、
23歳以上の選手も3人までなら出場できるという、
オーバーエイジ枠が設けられているのです。
その枠を本田選手は狙っているのです。
五輪に出れないネガティブな理由
未だ招集されず
そして、
その枠を狙うに当たって、
今起きているネガティブな要因がいくつかあげられます。
まず、
彼が、未だに東京五輪の代表に一度も招集されていないこと。
来年に開かれることを考えたら、
メンバーとの連携や、組織作りも固めていかないといけないので、
正直、この時期にまだ呼ばれていないのは、
少し遅い。
まだまだ、これから招集されることも考えられるが、
その為には、クラブでの結果が求められるのです。
それが故に、
結果を出せば、評価される、強いリーグでのプレーを、
本田選手は望んでいるのです。
日本代表を引退している
あくまで、私の推測ですが、
もう１つのネックになっているのが、
日本代表を、本田選手が引退している点です。
彼は、もうA代表を引退しています。
しかし、今のトップの監督、
森保監督は、五輪代表の監督も牽引しており、
五輪と、A代表両方を見ている形になっています。
つまり、全く別物とは考えてはおらず、
五輪で活躍できる選手でいい選手がいれば、
A代表に引き上げるし、
連携面から言っても、
オーバーエイジ枠は、A代表の人間を当てはめたいのではないかと推測できます。
要は、森保監督は、
あくまでW杯で結果を出す為の、五輪での経験であって、
もちろん結果も求めるでしょうが、
本田選手のように、
単に、五輪で日本をという理由とは少し違うのかもしれません。
迫る移籍期限
移籍のマーケットで言えば、
彼は、古株です。
強いリーグともなれば、
やはり、今後もチームを支えてくれるような、
若い選手をとりたがります。
しかし、移籍期限は、8月末まで。
もし、その期限内で決まらなければ、
彼はフリーの状態になり、
言わば、無職状態になってしまうのです。
彼は今、
サッカー選手としてのイメージを、
ビジネスにも絡めているので、
イメージ的にも、絶対に「本田は終わった」という、
印象はつけたくないはず。
彼の頭の中では、五輪で日本を優勝に導いて、
その後を、自身のプレーヤーとしての、
引き際に設定しているように思えます。
しかし、今の状況のように、
移籍期限の、終了1秒前まで、何が起こるかわからないのが、
サッカーの移籍事情です。
クラブからしても、自分の本命にたどり着くチームばかりではないので、
移籍期限間近で、本田選手を獲得に動くチームが現れる可能性も大いに考えられるのです。
しかも、移籍がゴールではありません。
移籍したら、そこで、ある程度結果を出さなければ、
五輪に招集されることはないでしょう。
今後の動向が気になるところです。
ではこの辺で。
関連記事はこちらです↓
