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早熟は「天才」か??

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早熟は「天才」か??

どの分野にも、幼少期の頃から何でもできてしまう人がいる。明らかに、周りの子と比較しても突出している能力がある。今、サッカーの日本代表の久保建英選手も充分な活躍を見せているが、彼の幼少期の頃は明らかに秀でていた。周りの子供たちが全く歯がたたない程にスキルが身に付いていた。

しかし、ここで疑問だが早熟する子供は周りと比較して才能が抜けているのか??確かにその時点では、能力がずば抜けていると言えると思う。しかし、それは「いつ才能を開花させるか?」という違いでしかなく、決して早熟が晩成型に比べて才能が上だと決めつけることはできないと思う。

げんに、成人になってから極端に成長する人だっている。それは努力してのことだが、周りから見ても覚醒したことがはっきりわかるくらいに変わる人もいる。その時期が、ただ早いか、遅いかという違いでしかないのではと感じる。

 

早熟は「天才」というレッテルを貼られる

特に、日本に顕著に現れるのが、「早熟な人ほど、天才」と扱うことだ。確かに、センスは生まれ持ったものがあるとは思うが、そのまま成人になってもずば抜けた存在でいることは難しい。げんに、早めにフューチャーされて消えていった人はたくさんいる。周りに抜かれてしまうのだ。きっと過度なプレッシャーもあるのかも知れないが、イップスにかかる人もいるし、自分のスタイルすら見失う人もいる。

それに付け加えて、人によっては過信から傲慢な態度を改めることができずに、周りの信頼を失う人もいる。天才と呼ばれることの良し悪しはわからないが、早熟=天才としてしまうのは本人にとっては、捉え方次第ではネガティブな要素になり得るのだ。

 

早熟は「天才」ではなく、「異彩」

周りと開花する時期が違うという意味では異彩な存在なのかも知れない。しかし、それがいつまでもずば抜けた存在でいれる特権にはなり得ない。そのままスターになれる人は努力によって成長を遂げてきただけに過ぎない。努力なくして大成した人などいないのだ。

誰かを輝く星に見たてたいのが人の本心なのかも知れないが、早熟が特別な人だという捉え方は早すぎる判断なのだ。晩成に大きな成果をあげる人もまた数多くいる。どちらにしても努力を排除することはできないが。ではこの辺で。